TRAINING

メンタルマネジメント研修

うつ病予備軍3000万人と言われる現代。
部下、チームメンバーにある日「辛い」と相談を受けたらどうしますか?メンタル不全メンバーへの対処法と、そうならないための予防法まで。ある日突然やってくる事態に備えておきましょう。

研修の目的

心の病になってしまった部下を抱える管理職、マネージャーたちへ。
うつ病予備軍が3000万人はいると言われる日本。あなたの部下が、いきなり休職になってしまうこと、対岸の火事ではありません。この研修では主に3つの目的がございます。

  1. 管理職自身が心の病のメカニズムを理解する
  2. メンタル不全の部下が出てきた場合の対処法
  3. 病む前の対処方法を手に入れる

理想は病まないこと。健康で生き生きと仕事ができる環境を、管理職・マネージャーの皆さんが創っていくことです。

研修を受講したらどんな悩みが解決するか

  • いきなりメンタル不全のメンバーから、話をされても対処が出来るようになります。
  • 病む前に対処するという考え方が出来るようになり、メンバーの行動を観察するポイントがわかるようになります。
  • メンバーへの言葉の表現が変わり、明るい雰囲気になるきっかけが手に入ります。

研修カリキュラム

時間 カリキュラム項目 内容・ねらい
60分 オリエンテーション ・事務局からの挨拶
・研修の目的と狙い、スケジュール説明
・チーム分け、アイスブレイク
・講師自己紹介
1.メンタルヘルスの現状
 1)日本のうつ病予備軍
 2)治療の結果
 3)体の病と心の病の違い
・事務局からの挨拶
・研修の目的と狙い、スケジュール説明
・チーム分け、アイスブレイク
・講師自己紹介
60分
2.従業員のメンタル不全
 1)メンタル不全と言われたらどうする?
 2)心の病が体の症状にでる
 3)コーチングとカウンセリングの違い
・実際に、面談時にメンタル不全を訴えられたら、どうしたら良いのか、本番で焦らないようにイメージをする。
・心の病を理解し、コーチングやティーチングでは解決できないことを理解す
50分
3.メンタルマネジメント
 1)原因を探り出すカウンセリング
 2)黄色信号をみつける
 3)言葉が表す、世界観
 4)病む前に対処する
 5)メンタルタフネス
 6)上司と組織がやるべきこと
・現場のメンタル状況を察知し、体に症状として現れる前に察知する方法を学ぶ。
・無意識で発する言葉が表す、本人の世界観を知る方法
・病む前に対処することで、病まないタフな人材に成長させる方法を学ぶ
10分
4.まとめ ・本日の研修で学んだこと、理解したことを振り返り、まとめる
・研修のまとめ、質疑応答

導入事例

某市役所様

地方自治体である、某市役所様からのご依頼。普段メンタルヘルスと称して研修を行っているが、「自分がメンタル不全に陥らないようにするには」という視点ばかりで、管理職がどうしてよいのかわからないとのお悩みでした。

メンタルマネジメント研修と、同時に、メンバーに対して「メンタルタフネス研修」をご提案しました。管理者向けの研修と同時に、メンバーに対してのメンタルを病まないようにどうするかの研修です。いずれもメンタル不全になる理由の解説をしており、メンタル不全への理解が進むと同時に、ひとりで抱え込まないという気風が全体に生まれてきたそうです。メンタルはひとりで解決するのではなく、チームや組織で一丸となって対処していくものです。ひとりを置き去りにせず、皆が正しい知識を持てたことで、メンタル不全者への偏見もなくなっていきましたとのこと。